【代表インタビュー】営業職

営業職

福井弘二

取締役 営業部長。1995年4月株式会社毎日放送に新卒入社。毎日放送/ラジオ営業局・東京支社テレビ業務部・スポーツ局・テレビ営業局・総合営業局などを経て、2022年7月に株式会社MBS企画に出向し営業部に配属。2023年6月取締役営業部長に就任。

営業職

取締役 兼 営業部長

福井弘二

1995年4月株式会社毎日放送に新卒入社。毎日放送/ラジオ営業局・東京支社テレビ業務部・スポーツ局・テレビ営業局・総合営業局などを経て、2022年7月に株式会社MBS企画に出向し営業部に配属。2023年6月取締役営業部長に就任。

INTERVIEWの見どころ

MBS企画の営業は単なる「売る」仕事ではなく、企画から実行まで全てをプロデュースする役割。制作現場との距離の近さを活かし、若手でも大きな裁量権を持てる環境です。「100件当たって1件取れれば十分。残りは失敗ではなく成功へのステップ」と語る営業部長に、仕事の価値をインタビューしました。

営業の醍醐味は
全てをプロデュースできること

――MBS企画の営業職の特徴を教えてください。

制作部と共通する部分でもありますが、やはり営業はヘッドクォーター的に「何を提供するか」を考え、実行する仕事。お客様のニーズを汲んで、制作物を自分でプロデュースできるのが醍醐味です。企画を描いて、制作部の力を借りて形にしていく。そしてそれが面白いかどうか、売上につながるかどうかを自分で判断していく。これが営業の面白さですね。 

――他の広告代理店との違いはどんなところにありますか?

制作現場との距離の近さですね。番組制作で日々鍛えられている社員がたくさんいて、密にコミュニケーションを取れるのは、他の代理店にはない強みですね。一方、テレビ・ラジオのセールスが得意な反面、他の媒体についてはまだまだ伸ばしていく必要があります。全国すべての媒体を当たり前に扱えるようになることも今後の課題だと考えています。 

――営業部の体制を教えてください。

基本的には1クライアントにつき1人、営業担当がつきます。複数人で1つのコンテンツを担当することはできないので、たとえ新人でも先輩の知恵を借りながら基本は1人でお客様とやりとりします。だからこそ、わからないことがあれば積極的に社内の人にアドバイスをもらうことが大事。「この案件はこの人に聞いてみよう」と、それぞれ得意な人とコミュニケーションを取りながら乗り越えていきます。僕も「こうしたらいいんじゃないか」「この人に聞いたらいいんじゃないか」と声をかけながら、個人の資質を伸ばしていくことを大切にしています。

営業の価値は人間力、
失敗も成功へのステップ 

――営業ならではの成長機会について教えてください。

「失敗ができる」ことです。テレアポや飛び込み営業などで新規営業も行いますが、1%の確率で成功すればすごいこと。100件アタックして1件取れれば十分ですよね。残りの99%が失敗かというと、そうではない。1%を獲得するためのステップなんです。他の仕事であれば「お前、何やっとんねん!」と失敗とみなされるかもしれませんが、いろんな壁にぶつかって、それを乗り越えるから成長するんです。成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方がはるかに多いです。だからこそ入社初期から1人で立ち回ることができるようになります。実際に、入社2、3年目の社員もプロデュースに挑戦していますよ。

――どのような人材を求めていますか?

当たり前ですが、1つは「きちんと挨拶ができる人」ですね。挨拶はコミュニケーションのスタートですよね。僕らの仕事は信頼関係を築けないと成立しないので、そのきっかけが大事なんです。2つ目は「ポジティブ」であること。基本的に人を悪く言ったり、ネガティブな発言をしないこと。3つ目は「アグレッシブ」であること。飛び込み営業でどんなに断られてもめげない。この3つが揃っていれば、この業界では間違いなく優秀な営業になれます。個性があるというのもすごい強みですよね。何でも良いので、その人なりの強みがあること。根性があることも重要で、頑張ってる姿を見るとその人に期待をしたくなります。 

「人を惹きつける」
きっかけとして

――福井さんが思う「人を惹きつけるコンテンツ」とは何か、教えてください。 

コンテンツを作る側ではなく、売る側として思うのは、「その瞬間を味わいたい」と思えることが一番だと考えています。例えば、スポーツのようにリアルタイムに喜びや感動を得られるもの、ドラマであれば「次の展開を誰よりも早く知り、共有したい」と思えるもの、そういった見る者の感情を揺さぶるものが、人を惹きつけるコンテンツだと思います。 

――営業目線で、力を入れていきたいコンテンツはありますか? 

本格的なIP制作。知的財産としてそれを作るのはなかなか難しいことですが、弊社は昨年初めて映画を作らせていただきました。他には「スーパーキッズ・オーケストラ」という、阪神淡路大震災がきっかけで、小学生から高校生までを集めて企画したオーケストラがあります。そういったものをあと2つ3つ作っていきたい。1つひとつ新しいコンテンツを生み出せば、この業界においてもMBS企画の存在感をアピールができるんじゃないかなと思っています。

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