【クロストーク】
営業職同期2人にインタビューしました。
【クロストーク】
営業職同期2人にインタビューしました。

藤崎亘
2024年、新卒入社。

川原東
2024年、新卒入社。
クロストークの内容
大学のお笑いサークルで出会った同期が、偶然にも同じMBS企画の営業部に入社。個性や特技を活かしながら、クリエイティブな提案を行う2人。働くやりがいや営業として大切なことを聞きました。
大学のお笑いサークル仲間が、同じ会社に入社したワケ
――まず、お2人の関係性から教えてください。

藤崎
同じ大学で、3年生の時に一緒にお笑いサークルを立ち上げた友達同士なんです。大学に入学した時期がちょうどコロナ禍だったので、大学2年生までは友達も作りづらい状況でした。3年生になってお笑い好きのメンバーがSNSで集まって、サークルを立ち上げました。
立ち上げ当初は80人くらい集まりましたね。その中で運営的な動きをしたり一緒にイベントのMCをしたり、一緒にいる機会が多くて仲良くなりました。

川原
――そこから同じ会社に入るとは、運命的ですね。
本当にたまたまなんですよ!最終面接の前に2人で就活の話をしていたところ、初めて同じ会社を受けていることがわかりました。

川原

藤崎
採用担当の方も最初は迷ったそうです。「2人とも採用したいけど、仲が悪かったらどうしよう」って。「神戸大学お笑いサークル」とネット検索して、僕たちが仲良くピースしている写真を見つけて安心したと聞きました。(笑)
――MBS企画を選んだ決め手は何でしたか?

藤崎
テレビの世界に興味があったので、毎日放送のグループ会社ということで興味を持ちました。最初は制作志望でしたが、営業の方が合っていると思っていただいたようです。営業だとしても、テレビやバラエティにプロデューサー的な観点で関われると聞き、入社を決めました。
もともとは広告代理店の営業職を軸に選考を受けていました。MBS企画はテレビ番組制作のイメージが強かったのですが、話を聞いてみるとテレビ以外にも幅広いコンテンツ制作に携わっていると知り、楽しいことができそうだと思いました。また会社の雰囲気も魅力的でしたね。オフィス1階のロビーに大きな「らじおんチャン」(MBSラジオの公式キャラクター)がいたりもして、「明るそうでいいな」と感じました。

川原

想像以上に幅広く、特技や個性が活きる仕事
――実際にどのような仕事をしていますか?
広告枠を売る代理店に近い動きをするのだと思っていましたが、実際にはお客様の悩みに合わせて何でも提案できています。営業といってもかなりクリエイティブな業務です。例えばラジオCMを受注した際、台本を営業自ら書いてお客さんに提案するんです。もちろん、事務作業やお客様のフォローアップもあります。

川原

藤崎
契約書のチェックから、実際に放送されるデータの確認、報告書の作成まで、一連の流れに伴走します。1年目はラジオ番組の営業がほとんどでしたが、慣れていくうちにテレビやネット、イベント企画も任せてもらえるようになりました。クライアント企業様に「MBSのイベントにブースを出しませんか?」みたいな提案もしたり。本当に何でもやります。
――関西を拠点とする会社ならではの特徴はありますか?

藤崎
やはりお客様は関西の企業様がほとんどですね。特にBtoBの企業様も多いです。新人でも経営者と直接お話できるのはすごくいい経験になります。
「お前ら面白いな」って言って可愛がってくれることが多いんです。お客様のゴルフ会に呼んでいただいて、待ち時間に漫才を披露することもあります。

川原

藤崎
会食では2人で盛り上げたりもしますね。僕は川原の「すごいな」と思うことがあって。お客様との会食って、普通は新人だから失礼なことをしてはいけないと怖気付くじゃないですか。そんな場面で彼は率先して一発ギャグをやったりするんですよ。
50、60代のお偉いさんの前で、特にお願いもされていないのに大きな声で一発ギャグをして滑ったりしています(笑)。

川原

藤崎
なんとか盛り上げよう!という姿勢に本当に憧れますね。会社自体も、それぞれの特技や個性を見出して活かす社風だと思います。
――社内の雰囲気はいかがですか?
結構アットホームです。社長室の扉が開いてることもあるし、上司とも話しやすいです。プライベートの話でも盛り上がったり、「美味しいお店知ってる?」という何気ない会話もよくしますね。営業部は結構声が大きいと言われることが多いですね(笑)。でも集中する時は集中するし、メリハリがあってちょうどいい感じです。

川原

藤崎
みなさん、かなりフラットに話してくださいますね。部内での上下関係のフラットさもありますが、部署を超えた横のつながりも強く、いろんな方との交流があります。
――これまで一番やりがいを感じた仕事を教えてください。
僕が一番達成感を味わったのは、昨年12月に福井県のお客様からいただいたお仕事です。福井県のある博物館が人気アニメとコラボをするので、そのラジオCMを作ってほしいという依頼でした。僕、そのアニメが大好きです!僕が書いた原稿を福井県、博物館、そしてアニメ制作会社それぞれの担当者さんがチェックすることになるんです。原稿を認めてくれた時は本当に嬉しくて!好きなことを仕事に役立てられた瞬間でしたね。

川原

藤崎
僕は若者に政治への興味を持ってもらうためのラジオ特番を担当したことが印象に残っています。ターゲットに近い世代だということで、キャスティングを任せていただきました。もともと好きだったお笑い芸人さんがピッタリだと思いアタックし、実際に会えたりもしましたし、いい経験になりました。
――順調に見えますが、壁にぶつかったこともありますか?

藤崎
あります。先ほどの番組ですが、1ヶ月で制作しなければならないという急ピッチのスケジュールだったんです。実はキャスティングも番組内容も曖昧なまま、放送まで1週間しかない状況もありました。ただ、放送局であるMBSラジオが同じオフィスにいるので、何かあったらすぐに相談でき、なんとか実現できました。
お客様と放送局の間に立つことの難しさを痛感しました。営業は適切な連絡とスケジュール管理が必要不可欠。僕たちの取り扱うものは公共の場に出るものばかりなので、確認不足で不適切なものを流してしまったら本当に大変なことになりますから。その責任感を持つことが大切です。

川原
「面白い」クリエイティブを担う営業職として
――営業にとって大事なことはなんだと思いますか?
「可愛がられる」ことが一番大事かもしれないですね。社内でも社外でも、お腹を見せて可愛がってもらう。それが結果的には戦略になることが多くあります。

川原

藤崎
MBS企画の営業職ということを考えると、制作現場のこともお金のこともわかるプロデューサー目線が持てたら一番強いかなと思います。お客様から年間の広告予算を丸ごと任されるような営業になりたいですね。
――最後に、求職者の方に向けてメッセージをお願いします。
テレビ・ラジオ業界はお堅いイメージがあるかもしれませんが、実際はすごく自由度が高いんです。特にMBS企画は、営業もクリエイティブな部分に関われるし、お客様との距離も近い。やりたいことを形にできる環境です!

川原

藤崎
何より、好きなことが仕事になる瞬間の喜びは格別です。お笑いにも意外性を意味する「裏切り」の文化がありますが、「面白がられる」ことを大切に、意外性のあるコンテンツを追求する。そんな感覚を持った方と一緒に働けたら嬉しいです。