





学生時代
幼い頃からテレビをみるのが好きで、番組を通して日本語に興味を持つようになりました。そこから独学で言語学を学ぶうちに「言葉やビジュアルで人に何かを伝えること」への関心が強くなりました。そのおもいから、グラフィックデザインを専攻し、伝えたいおもいや空気感をどう表現するかを追求し、デザインを通じて自分の中にある言葉やイメージをかたちにすることに夢中になっていました。
入社1年目
「痛快!明石家電視台」の担当をした際は、テロップや小道具のデザインについて学びながら、必死に制作に取り組んでいた記憶があります。自分の作ったものが実際にテレビに映った感動は、今でもはっきり覚えています。また「せやねん!」でも生放送のギリギリのタイミングで修正対応を行うこともあり、不安もありましたが、その中で放送に関わるものを作っている責任の重さと、現場の緊張感を強く感じました。
入社2年目
様々な種類の番組を担当する中で、番組のタイトルロゴを任せてもらうなど、中心的な立場で関わる機会も増えていきました。どうすればよかったのか分からず悩んだことや、失敗して落ち込んだこともありましたが、先輩方に支えていただき、なんとかやり切ることができました。こうした経験を通じて、もっと幅広いデザインに挑戦したり、人の心に届くデザインを作れるようになりたいというおもいがより一層強くなりました。
入社3年目
「オールザッツ漫才2024」ではタイトルロゴをはじめ、テロップ関係のデザインを担当しました。いつか関わりたいと憧れていた番組だったので本当にうれしく、貴重な経験になりました。制作中は思うように進まないことも多く、心が折れそうになる場面もありましたが、最後までやり切ることができたことは、自分の中で大きな自信につながりました。また、ドラマの小道具制作にも携わり、視点・角度を変えて考える力の重要性を学びました。
将来の自分
この人に任せたい!と思ってもらえるようなデザイナーになりたいです。まだまだ力不足だと感じることも多いですが、さまざまな視点を持って制作に向き合えるよう、日々学び、アップデートを重ねています。将来的には、長く愛される番組のタイトルロゴやテロップのデザインを手がけ、私がテレビから受け取った影響のように、誰かの心に残る表現を生み出していきたいです。
現在の仕事について
現在、私は「よしもと新喜劇 NEXT」の番組で、主にテロップ制作や TVer のサムネイル、小道具などの作成を担当しています。また、以前担当していた番組から離れ、「水野真紀の魔法のレストラン」にも携わることになりました。様々なジャンルの番組を担当することで、新しい学びを多く得ており、日々、さらに成長しようと感じています。